オーガニック情報アーカイブ
アメリカの新農業法案
Organic Trade Association(以下OTA)は、「農業法案」が大統領の拒否権を覆すのに必要な議員の2/3以上に及ぶ、大多数の賛成投票を獲得し、上院と下院ともに通過したことに対して喜びの発言を行った。OTAは大統領が拒否権を行使しないことを望んでいるが、最終法案が1つであれば可決されることになるだろう。
今回通過した新農業法案により、実施期間全体を通して、オーガニック農業や計画に対する「義務的経費」が1億ドル(約108億円)以上増加し、これまでの農業法案が生み出していた金額の約4倍に達する。また、これまでオーガニック農家にとってアクセスしづらかった法案だったが、今後多くのプログラムの中からオーガニック農業も選択できることになる。ナショナル・オーガニック・プログラムを支援する計画なども「公認」とされ、プログラムが完全に遂行されるように、将来的にはOTAが歳出委員会の中で支援を行うことになる。
「議会はオーガニック農業に携わる人々にとってすばらしい進歩をとげた。我々OTAのメンバーは、この法案が成立される過程で、自分たちの意見が反映されるように努力していた」と、OTAのエグゼクティブディレクターのCaren Wilcoxは述べている。
OTAは、北米のオーガニック農業や製品を取り扱う会員制の商業組合で、1,700名以上のメンバーを抱えている。
参照:http://www.organicnewsroom.com/
Organic-Market.infoより
http://www.organic-market.info/