オーガニック情報アーカイブ
チェコの小学校のパイロットプロジェクト
プラハ臨床実験医学研究所の調べでは、チェコ共和国の6〜12才までの子供の5分の一が体重オーバーか肥満のどちらかであるという。同国では小学生の約4分の一が学校のカフェテリアで食事をとっており、そういう意味で学校のカフェテリアは、栄養価の高い、バランスのとれた食事を提供することで、健康な食習慣を身に付けさせるという重要な役割を担っている。プラハを基盤とする栄養学会は文部大臣に、学校給食の不十分さを指摘する公開書簡を送った。
子供たちの食習慣を向上させる最初の計画は、ゆるゆると着手された。オーガニック農業アドバイザー組合(EPOS)は2008年2月まで7つの学校で試行される予定の、国家的パイロットプロジェクト、「学校にオーガニック食品を」のコーディネートをしている。この計画に参加している子供たちの親の約85%は、学校が自分たちの子供たちのために準備した食事にオーガニック製品が使用されることを歓迎している。参加している学校は主に幼稚園、ないしWaldolf幼稚園のような特別な学校である。オーガニックフルーツや野菜、オーガニックティーなどが定期的に供給されている。
この10月は、7校すべてが「オーガニック・デイ」と呼ばれるイベントを行い、オーガニック製品のみで作られた食事を用意する予定だ。
参照:http://www.cbw.cz/
Organic-Market.Infoより
http://www.organic-market.info/