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イタリアで発行「ビオバンクレポート2007」

「ビオバンク」の今年のレポートによると、イタリアのオーガニック部門では、エミリアロマーニャ州、ロンバルディア州、トスカーナ州の3つの州が優位にあることがわかる。中でもエミリアロマーニャ州はリーダー的役割をになっている。学校給食やレストランにおけるオーガニック食数で1位、休日を過ごせるオーガニック農場(ホリデーファーム)数や農場での直売、そしてオーガニックのウェブサイトでの販売が2位、オーガニック生産者によるファーマーズマーケットが3位、オーガニック製品の専門店や契約購入グループ数が4位と
いう状況である。2006年の「ビオバンク」にはオーガニック製品関連企業が8つのカテゴリーに分類されて登録されているが、同州は、この8カテゴリーすべてにおいて、上位5位までにランクされる企業を有している唯一の地域でもある。エミリアロマーニャ州に僅差で迫っているのがロンバルディア州で、7つのカテゴリーに登場、また専門店やファーマーズマーケット、契約購入グループの項目でトップ。トスカーナ州は 6つのカテゴリーに登場し、ホリデーファームと農場直売の項目で群を抜いている。
イタリアには現在5500のオーガニック製品関連企業(農家なども含む)があり、その内1900軒が消費者に直接商品を販売している。農場直売の数は1324、ホリデーファーム839、生産者によるマーケット193、契約購入グループ288、専門店1094、オーガニックスーパーマーケット11、オンラインのスーパーマーケット4、オーガニックレストラン293、ケータリング会社15、学校給食658、ネット販売19、フェアトレード会社51、検査機関16、オーガニック関連組織135、オーガニック展示会26、そして「ビオバンク」を含む179のオーガニック関連書籍や雑誌がある。


上述のレポートはAchille Mingozzi氏とRosa Maria Bertino氏によって発行される、イタリアのオーガニック年鑑本「Tutto Bio 2007」の中心的項目となっている。今年は、雑誌6誌(「Aam」「Altreconomia」「Bioagricultura」「Carta」「La Nuova
Ecologia」「Mediterraneo」「Vita and Vita & Salute」)とのコラボレーションにより、主要テーマは「オーガニックでエコ、倫理的なショッピングを――3つのコンセプトは親友同士」に満場一致で決定された。「Tutto Bio」の第13号は、スローフードの創始者Carlo Petrini氏の特別協力により発行される。「Tutto Bio 2007」にはまた、521の農場直売やホリデーファーム、レストランや専門店で使用できる10%ディスカウントの「ビオカード」が付録にされている。「Tutto Bio 2007」は Egaf Edizioni srlやForli、またビオバンクのホームページから直接オーダー可能だ。
「ビオバンク」は、イタリアにおけるオーガニックで、エコで、倫理的なデータベースである。1993年の創刊以来、数千のオーガニック関連企業の協力により、毎年更新されている。「ビオバンク」ではこの業界の発展を観察し、変化を記録し 、その統計を詳細に説明している。
Organic-Market.infoより

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