英国の食品売上げトップ100にオーガニック製品登場
英国の食品流通雑誌『Checkout』とマーケットリサーチ会社「Nielsen」では、消費者が健康的でない食品に対して危惧を持ち始めたと報告している。このレポートは、Nielsenによって調査された売上げデータに基づくもので、英国の主要食品チェーン74,000店の記録が含まれている。
英国の食料品売上げトップ100の中には、依然、炭酸飲料やチョコレート、ポテトチップスなどが上位を占めているとはいえ、これらは栄養面でより優れたライバル製品との厳しい競争に直面している。コカコーラは依然英国で第一位の売上げだが、最近発売されたばかりの砂糖無添加飲料は5%の成長を記録している。最も急速な成長を遂げているブランドは「Innocent」と「Danone Bio Activia」だ。
そしてこれまでで初めて、完全なオーガニックブランドもトップ100位入りを果たした。そのブランド「Yao Vally Orgaics」の会社では、昨年25%増の売上げを記録している。『Guardian』紙によると、同社の昨年の売上高は7億2900万ポンドで、88位にランク付けされている。『Checkout』のBriggs編集者は、消費者がライフスタイルの変化をとりいれていることを、この一連のデータが明確に示していると述べている。成長の兆しが著しいのは、健康に配慮して開発されているブランドか、飽和脂肪や塩、添加物を削減しているブランドのどちらかだという。
Organic-Market.infoより
www.organic-europe.net/
参照URL:http://www.guardian.co.uk