オーガニック情報アーカイブ
EU:じゃがいもの全耕作地のうちオーガニックは1%
「オーガニックスタンダード2006」によると、EUの全27カ国ではオーガニックのじゃがいも栽培に23,000ヘクタールが使用されている。この数値は欧州中の全じゃがいも栽培地の1%に値する。
最大の国はドイツで7,500ヘクタール、続いてオーストリアが2,426ヘクタール、英国が2,360ヘクタール。各国内での慣例栽培とオーガニック栽培の割合を比較し、オーガニックの割合が最も高いのはオーストリアの11%、続いてスウェーデンが3.1%、ドイツが2.7%、デンマークが2.5%、エストニアが2%。2007年中、ドイツは8,400ヘクタールから8,600ヘクタールへと拡大を遂げている。しかし収穫高では、2006年の148,000トンと比較して2007年は減量で、120,000〜135,000トンと見積もられている。複数のオーガニック生産会社やマーケティング機関によると、過去2年間のオーガニック耕作地への集中的な拡大期間を経て、2008年は大きく拡大する見込みは無い。既存のオーガニック企業(従事者)の生産量は限界に達しており、新たにオーガニックへと完全転換を図っている企業は非常に少ない状態にある。
参照:http://www.zmp.de
Organic-Europeより
http://www.organic-europe.net/