ノルウェー、オーガニックへの道
イタリア国立貿易振興協会(Italian National Institute for Foreign Commerce)オスロ支局によると、ノルウェーのワイン消費量が増加している。オーガニックワインの売り上げは、2007年上半期、2006年同時期と比較して61%の増加が見られる。約112,000リットルの売り上げと、消費量はまだ少ないほうではあるが。しかし、この消費量の成長は続いていくだろうと予測されている。イタリアから輸入されるオーガニックワインの割合は、同じく25%の増加であると「Suolo e Salute(土壌と健康)」は報道している。
オスロ南部にあるバストイ島の中に位置する、バストイ刑務所では、オーガニックが進行中だ。木屑を使って所内を温めたり、徹底的なリサイクル方針を採用し、食料の大半は自給自足でまかなっている。囚人たちの手伝いとともに、ソーラーパネルが取り付けられ、すでにひとつの建物に必要なエネルギーの約70%の削減に役立っている。ニュージーランド・ヘラルド社の報告によると、近い将来、さらに多くの
ソーラーパネルが取り付けられる予定であるという。
この刑務所では、農薬の使用も禁止されている。刑務所の庭で栽培されているジャガイモ、豆、穀類やベリー類などは完全にオーガニックだ。食事にタンパク質を加えるため、囚人たちはまた、200羽の鶏、40頭の羊、20頭の牛の世話もしている。自分たちの食事に使わない分は、他の刑務所に売っている。この刑務所は世界初のエコロジカル刑務所と考えられ、環境団体から助成金を受けているそうだ。
参照:http://www.suoloesalute.it/
http://www.nzherald.co.nz/
Organic-Market.Infoより
http://www.organic-market.info/