1. HOME
  2. オーガニック情報アーカイブ
  3. ドイツNRW州”自然を食卓に”キャンペーンの成果
オーガニック情報アーカイブ

ドイツNRW州”自然を食卓に”キャンペーンの成果

ドイツNordrhein-Westfalen州(NRW)農業大臣Baerbel Hoehnは、5年に渡る ”自然を食卓に”キャンペーンの進展を受け、自然生態系、健康に関する専門家たちは企業食堂等がオーガニック食材使用へ転換する際に、助言するようにと言及した。Nordrhein-Westfalen州では今年に入りすでに5回、”自然を食卓に”キャンペーンが開催された。このキャンペーンの結果、同州のレストランや企業食堂等はオーガニック食材使用の転換点に差し掛かっている。


過去5年間において、このキャンペーンは120社の企業食堂、病院、学校、幼稚園そして同様にレストランにおいて継続的なオーガニック食材の使用を決定させ、更に35軒のオーガニック生産者が新たに顧客を獲得し、その為、生産者の生産計画の安定性が確保されたと、NRW州農業大臣Baerbel Hoehnは発言した。同大臣はまた、このキャンペーンの成功例を全国に広め、ドイツ全土で”自然を食卓に”は模倣されるべきであると述べた。
オーガニック食品の企業食堂等における潜在的市場は年々増加の傾向にある。このような状況を緻密に計算をしている企業、レストランは、オーガニック生産品をメニューに記載する行動に出るかも知れない。
このキャンペーンのために活動をしているオーガニック食堂サービス(OGS)は、食堂シェフや食堂長に、オーガニック食材調理方法や調達方法についてのアドバイスから、オーガニック食品を提供している食堂へのオーガニック認証までを行っている。
今年に入りオーガニック専門家たちによる助言活動は拡大してきている。シェフや食堂長、オーガニック認証を受けた食堂からの料理人たちは、ワークショップや専門家による電話相談サービスを行い、オーガニックに関心のある同僚に答えている。
出典:Ministerium fuer Umwelt und Natureschutz,Landwirtschaft und Verb
raucherschutz des Landes Nordrhein-Westfahlen
http://www.murl.nrw.de/ プレスより
翻訳:EUOFA研修生 篠崎

オーガニック情報アーカイブとは