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独・仏:オーガニック畜産農家に既存農法による飼料の増量を許可

この夏の厳しい干ばつによりオーガニック飼料が不足しているため、フランス、ドイツ国内のオーガニック畜産農家に対し、この冬は家畜に与える飼料の内、既存農法による飼料の割合を増やすことが許可されている。


例えばドイツのMechlenburg-Vorpommernsという地域では、地方農業省への特別申請により、規定の許容量以上のオーガニック農法に拠らない飼料の使用が可能である。同様の措置が南フランスでも取られている。
EECの農業規定によると、オーガニック農業産のみの飼料の入手が不可能な場合、草食動物に与えることができる既存農法による飼料の最大許容量は、全乾燥飼料重量の10%である。しかし、この規制は異常気象などの要因でオーガニック飼料の調達が困難になったり、供給規制などが実施された場合には、この割合は高くなると規定している。
ZMPより
EUOFAボランティアチーム:渡辺

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