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野生のミツバチは多様性のあるオーガニック作物から恩恵を得る

「多様性のあるオーガニック作物からなる田畑には、野生のミツバチがより頻繁に訪れる」というのは、世界各国の23の作物に関する39の研究を総合した結論だ。この研究の上級執筆者であるカリフォルニア大学バークレー環境科学・政策マネジメント学部教授のClaire Kremenによれば、農場や農的風景が運営される方法は、受粉に媒介が必要な食料作物の生産を確固たるものにするために重要である。またこうした作物は人間が摂取するカロリーの3分の1を占め、非常に重要な必須微量栄養素の割合も著しく高い。

また同教授は、この結果は生物学的に多様性があるオーガニック農業システムは、持続可能な食料システムを確実なものにするために非常に重要であるという見解を強力に指示するものである、とも述べている。同教授を含む研究執筆者の多くは、3月に発行されたサイエンス誌(Science)の中で、ある研究を共同執筆しているが、その内容は野生の受粉媒介生物(訳注:ミツバチなど)がより多いと、果物や野菜の生産量が増加するというものだ。さらなる情報は、カリフォルニア大学バークレーニュースセンターより入手可能。

 

出典:UC Berkeley News Center

Organic-Market.Infoより

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