オランダ:スーパーマーケットのオーガニック製品が増加
オランダ環境団体Milieu Defensieの報告によれば、スーパーマーケットチェーンのPlusはオランダで最大のオーガニック製品を提供する流通で、その数は平均365品目にのぼる。Plusは今年、100品目オーガニック製品を増やすことでその供給を増やした。
チェーンストアのオーガニック製品の供給は、Hoogvlietが294品目、Jumboが264と続く。オーガニックへの強いコミットメントを賞賛されたAlbert Heijnチェーンは203のオーガニック製品を取り扱う。
2009年、オランダのスーパーマーケットにおけるオーガニック製品数は平均78品目であったが、今年の夏には、それが141品目に増加した。Milieu Defensieのグラフを見ると、個別の店舗ではさらに可能性を有することがわかる。フローニンゲンにあるJumboでは、1280品、アーメルスフォールトにあるPlusは1182品のオーガニック製品を扱っている。
Milieu Defensieはオーガニック製品のための統計を15年にわたって作成しており、今年は26チェーン532店舗のスーパーマーケットがその統計に含まれた。
また、Milieu Defensieは 2006年から統計の中にフェアトレード製品も含めるようになった。チェーンストアでこれらの利用も同様に増えている。今年は、平均して35品目のフェアトレード製品がスーパーの棚に並び、昨年の28品目から増加した。
Plusはフェアトレード製品供給を行う最大チェーンでもあり(チェーン平均102品の扱い)、JumboとEm-Téがそれぞれ61品の取り扱いでそれに続く。フローニンゲンにある二つのJumboでは、それぞれフェアトレード製品をもっとも多い287品と272品提供している。
2012年半期の持続可能な食品に関する観測によれば、「持続可能/sustainable」「公平/fair」「種の適切な保存/ species-appropriate kept」といった分野が顕著に伸びており(+23%の伸長)、これらのおよそ半分(11.8%)は認証されたオーガニック製品となっている。
さらなる情報(オランダ語)はこちらBionextで参照することができる。
出典:Milieu Defensie, Bionext
Organic-Market.Info
(翻訳:ボランティア 殿村 江美さん)