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フィンランドのオーガニック物語

「フィンランドのオーガニック物語」は、農場やビジネス、オーガニック運動、オーガニック産業全体について、オーガニックにまつわる人々を描いたフォトグラフィーブック(写真本)である。著者はErkki PöytäniemiとMarja Nuoraで、Erkkiが写真を、そしてMarjaが文章を担当した。

2011年、両著者は、オーガニックやそれを後ろで支える人たちの本当の話を誰も語っていないと感じていた。彼らは2年かけてフィンランド中を旅し、1980年代から知っているオーガニックのパイオニア農夫を訪ね、そして最近オーガニックを始めたばかりの人を含む、多くの新しい人たちと会って話をした。これまでのところ、ErkkiとMarjaはフィンランドの異なる地域の30ヶ所を訪ね、撮影した。最北はラップランドで、北緯66度である。フィンランドは基本食料を自給する世界で最北の国なのだ。

 

書籍の中では、農場から食卓まで、オーガニックの多様性とオーガニックに関する異なる側面が語られている。生きている土に心を配ること、生物多様性、オーガニック農場における家畜、風景、もちろん、特に力を入れているのは人々だ。撮影スタイルはフォトジャーナリスト風で、その狙いは異なる角度からフィンランドのオーガニックの本当の姿を見せることだ。

 

ErkkiとMarjaはともにオーガニック食品ビジネスにおいてキャリアを積んでおり、オーガニックについて裏も表も知っている。Erkkiは農業経済学修士の学位を持っており、Marjaは農業経済学の学士と哲学の修士課程を修めている。Marjaはオーガニック業界で20年の経歴をもち、オーガニック農業、オーガニック食品、オーガニック産業についての数々の記事やレポートを執筆している。両著者は、現役のオーガニックビジネスにおける起業家でもあり、Organic Food Finlandというコミュニケーションとプロジェクトの事業を行なっている。Erkkiは現在アマチュア写真家で、写真に何年も夢中になっている。

 

「フィンランドのオーガニック物語」は、およそ200ページほどの大きさは280 x 230 mm、ハードカバータイプで出版予定。フィンランド語での出版が決まっているが、英語版も出版される可能性がある。関心が高ければスウェーデン語やロシア語版の発行も検討されている。翻訳はプロの手による予定である。先行販売が既に始まっている。先行予約をすると割引やその他特典があるほか、英語版の印刷を確実にするためのサポートにもなる。書籍は公私に渡るプレゼントやくつろぐ時間のための書籍として、またオーガニックやフィンランドに関心のある人すべてに向けて作られている。

写真は、オーガニックフォトギャラリーで見ることが可能。購入も同サイトで可能。さらなる情報や申込みフォームはこちらから。

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