米国:ホールフーズマーケット、カリフォルニア州のプロポジション37をサポート
ホールフーズマーケットは、2014年1月1日から実施される遺伝子組み換え食品の表示義務を要求するカルフォルニア州のプロポジション37をサポートする。なぜならば、ホールフーズマーケットは、長い間、顧客は口にする食品がどのように生産されるのか知る権利があると信じてきたからだ。
しかし、同社はこの法案の草稿に対しいくつかの条件を設けており、有権者が議案を承認する必要のあるいくつかの問題を含めて、実施段階で対処されることを願っている。ラベルが免除される1つ以上の遺伝子組み換え成分を含む加工食品の上限として総重量の0.5%としている点は、古くからある国際基準の0.9%と矛盾している点などが含まれている。
プロポジション37の執行が、客観的な指導と公平な監視を保証するため、カリフォルニア州司法長官室との協力のもと取り扱われず、民事訴訟を追求する民間の原告弁護団で行われると、カリフォルニアの人々に最善の利益が適切に供与されないことになる。
「しきい値の矛盾や司法長官の監視の欠如が原因で、メーカーは、たとえ実際にはそうでない場合でも、高額の訴訟を避けたり、保身のためにやむを得ず、製品に“部分的に遺伝子組換え技術を使用して製造された可能性があります”と表示する可能性がある。」と、ホールフーズマーケットは報告する。これは、法案そものの意図に反し、不正確な情報を消費者に与えることにつながるかもしれない。
加えて、ワシントン州で提案されているInitiative Measure No.522がすでにカリフォルニアのポロポジション37に対していくつかの懸念に対処するように働きかけており、その活動と平行し、ホールフーズマーケットは勇気づけられている。これらの2つの州での取り組みは、おそらく米国オーガニック基準が形成された方法と同様に、遺伝子組み換え食品のラベル表示の連邦基準を生み出すための幅広い活動に繋がる可能性がある。
消費者の知る権利に関するルールと一貫したサポートは、究極的にはすべての最善の利益になるだろう。
さらに詳しい情報はこちらから入手可能。
出典:ホールフーズマーケット
Organic-Market.infoより
(翻訳:ボランティア 秋山 ゆかり (Carrie Akiyama)さん)