オーガニック情報アーカイブ
ルーマニア:オーガニック事業者数が3倍になる
ルーマニアのインターネットニュースサイトEMGは、ルーマニアにおけるオーガニック事業者の数が、2009年から2011年にかけて3倍になったと伝えている。
ルーマニアオーガニック農業経営協会の会長はAgerpres(ルーマニアのプレス会社)に対して、「オーガニック経営者が3倍にもなったのは初めてのことだ。多くの農家は3~20ヘクタールの小規模農場経営で、3~5頭の牛、50~100頭の羊、もしくはたくさんのミツバチを飼っている」と語った。
2011年には、オーガニック農場も30万ヘクタールに増加した(これは、国の農場全体の1%にあたる)。
ルーマニアは、現在、市場としては加工業の能力よりも、原材料向きとみられており、穀物類(小麦とトウモロコシ)、野菜、はちみつが主なオーガニック生産品である。
MADR(農水省)によれば、ルーマニアのオーガニック産品輸出は2009年の8000万ユーロ(約78億3000万円)から2010年には1億ユーロ(約97億8700万円 )に伸長したということだ。
出典:MADR
Organic-Market.infoより
※原文には表もついています。ぜひご覧ください。
(翻訳:ボランティア 殿村 江美さん)