オーガニック情報アーカイブ
マケドニア:スコビエのオーガニックフードフェスティバル
「オーガニック食品生産は重要な農業生産の中でもはっきりと目に見えるものとなり、オーガニック製品はより国民の手に届きやすいものになった。」とマケドニア農林業・水管理大臣のLjupco Dimovski氏は、2011年10月の終わりに開催されたマケドニア初のオーガニックフードフェスティバル「自然から私へ(From nature to me)」の開会式で述べた。
マケドニア・インフォメーション・エージェンシーによれば、同フェスティバルは首都スコビエのマケドニア広場において、スコビエ市と農林業・水管理省の主催でマケドニアオーガニック生産者連盟の協力のもと開催された。
フェスティバルではスコビエ地方を中心に、マケドニア全土から集まった30のオーガニック食品生産者が、ライブ演奏が行われる中、来場者に作物を披露した。フェスティバルは現在と未来の世代の健康のため、自然でオーガニックな食品の重要性を強調することだけでなく、生物多様性の重要性を強調することを目標としていた。
2010年に農林業・水管理省は、過去最大のオーガニック部門の成長を生産者数と耕作地面積の両方で記録した。同省によると、2009年には321だったオーガニック生産者数が2010年には561に増加し、オーガニック耕作地面積は2009年の1400ヘクタールから5225ヘクタールに増加した。
出典:Macedonian Information Agency
Organic-Market.infoより
(翻訳:ボランティア Kishin OKADAさん)