米国：オーガニック取引支援案内のウェブサイト開設

オーガニック通商協会（ＯＴＡ）は、オーガニック農産物の取引促進の一助として、新しいオーガニック取引支援案内のウェブサイトを開設した。
この発表は、先ごろ韓国ソウルで行われたオーガニック農業推進連盟（IFOAM）世界会議の中で行われた。

オーガニック取引支援ガイドは、オーガニック製品輸出に関する要件や世界のオーガニック規定について、もっと学びたいという米国の企業にとって手助けの役割を果たすことになるだろう。
米国の企業は、彼らが輸出をしたい国を選び、市場は開けているか、その貿易に障壁が存在するのか、また、輸出したい国のオーガニックに対する法律や基準はどうか、誰がその国への輸出の手助けをしてくれるのか等について知ることができる。
ウェブサイトでは、世界中の直近のオーガニック基準や取引協定をリアルタイムで示す実況マップを掲載する。このサイトは、ＯＴＡを通じたオーガニック輸出プログラムとして、アメリカの海外農業支援サービス部門から資金が拠出されたことにより作成が可能となった。
ＯＴＡは、北米のオーガニック貿易と産品に関する会員制のビジネス団体である。OTAは米国の49の州に渡り、6500以上のオーガニック事業者の代表として、オーガニック製品取引の指導的発言を行っている。
メンバーの中には、生産者、運輸業者、加工業者、認証機関、農業団体、卸、輸入業者、輸出業者、コンサルタント、小売業者などが含まれている。
オーガニック取引支援ガイド（Organic Trade Resource Guide）
出典：OTA
Organic-Market.infoより
（翻訳：ボランティア 殿村 江美さん）