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ドイツよりオーガニックレポート: ビオショップの無料雑誌

今回は、ビオショップに置いてある無料雑誌を少し紹介したいと思います。


この雑誌は、ビオショップや、ビオベッカライ(パン屋)、などで手に入ります。私は毎月、欠かさず読んでいます。
新商品情報や、気になるコラム、レシピ、ビオホテルなど、情報満載。レシピの特集で、日本食をピックアップした月があったり、ドイツ語が分からなくても、十分に楽しめる内容です。
少し前のSCHROT&KORNに、見逃せないコラムがありました。”Alles bio im Bio-Laden?” というもの。「ビオショップでは全てがビオか?」といったテーマです。
例えば、「一部の栄養補助食品に関しては、EUのエコ処方に適ったものではない」。
というのも、その処方は、植物性・動物性の食料品にのみ適応しているため。つまり、正式にはビオとは名乗れず、自然食品、とされるべきである、と。
また、流行のマクロビオテックに関して。
マクロビオテック食として浸透している日本食品の、味噌、醤油はまだしも、わさび、梅ソースはビオとは言いがたい。ビオショップで売っているとはいえ、日本の規定とヨーロッパの規定が合致しているとは限らないから。などなど。
あるビオショップでは、『ビオではないけれど、厳しい選定・条件の下作られた食品』、『グルテンフリー』と、ビオではないことを表示してはありますが、してないショップももちろんあります。Bio Ladenつまり、ビオショップのもの、とは言え、完璧なるビオいうのは、やはり難しい、それを理解した上で、商品は選びたいものですね。
そのほかに、コスメ専門雑誌もあります。内容も濃いのに、無料で手に入るなんて、なんて贅沢なんでしょう・・とありがたく愛読しています。
次回は、ドイツと言えばビール!ビオのビールを紹介したいと思います!
(オーガニックレポーター:ボランティア 宮窪 晴香さん)

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