フランス国家キャンペーン「学校給食にオーガニック製品を！」

6月18日から、WWFフランスは学校給食にオーガニック製品を導入する国家的なキャンペーンを開始した。この「Oui au Bio dans ma cantine（給食にオーガニックを）」キャンペーンとともに、WWFはフランス中の生徒の親たちに、市町村の長を説得するため結集するよう呼びかけた。学校給食においてオーガニック製品を推奨し、また農業者が自分たちの土地をオーガニックに転換するよう促す具体的な対策を行うよう、説得するためだ。

生徒の親たちとともに運動するため、自治体の長に送る書式のような、いくつものツールがWWFのインターネット上でダウンロードできるようになっている。この要求の裏づけとして、WWFは私たちの健康や地球環境、また財政面におけるオーガニックの利点を挙げている。WWFによれば、「オーガニックでは、農業者たちは適正な利益を得ることができ、さらに地方でオーガニックを生産することにより、今より20〜30％のさらなる雇用を生み出すことができる。また納税者は農薬の使用により生じる、汚染除去の費用や医療費を節約することができる」ということだ。
注）2007年に開催された環境グルネル会議（Grenelle de l’environnement）終了後、フランスでは2012年までに学校給食の20％をオーガニック化することが目標として掲げられている。
より詳しい情報はこちら：http://www.ouiaubiodansmacantine.fr/
Organic-Market.Infoより
http://www.organic-market.info/