オーガニック情報アーカイブ
オーストリア:2008年にオーガニック農地、農場の数が増加
オーストリアでは2008年にもオーガニック農場数とオーガニック農地面積が増加した。オーストリアは、全農地に占めるオーガニック農地の割合がEU加盟国の中で最も高く、世界でも2番目で、その割合は全耕地面積の13.8%に達する。
最近、オーストリア政府(農業省)の発表したデータによると、2007年と比較して、オーガニック農地面積は372,026ヘクタールから383,756ヘクタールにまで増加した(前年比11,730ヘクタール、3%増)。耕作面積の割合は2007年の13.4%から13.8%に増加している。農場数は2007年の19,971軒から2008年には20,102軒と105の農場が増えている。農地の半分以上が永久草地、約5分の2が耕作地で、そのうち半分は穀物が作られている。
オーストリアの農業省は現在、オーガニック農場に関して新しい集計システムを導入しており、それはINVEKOSという直接支払い体系への加盟に基づいて集計されている。ほぼすべてのオーストリアの農場はINVEKOSに加盟しており、現在、382,949ヘクタール、19,961のオーガニック農場がある。これはINVEKOSに管理されている耕地面積の16%に値する。
より詳しい情報は:Organic farming in Austria(英文)
Organic-world.netより
http://www.organic-world.net/