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Basic(ドイツのオーガニックスーパー)盛り上がりも佳境に

今年、Basicは店舗数20を超えそうである。この3月30日にマンハイムにオープンした900平方メートルの15店舗目を 皮切りに、このオーガニックチェーンの、拡大の年が始まる。新しく9店舗が予定されており、既に場所も決定されている。また近隣諸国への拡大も視野に入れている。2005年末、同社の最高経営責任者であるJosef Spanruftは、2006年の目標として5〜8店舗の新店舗構想を発表していたが、予想外に早く良い立地が見つかったのは明らかなようだ。また昨年の業績も好調だったようだ。


確定前の数字だが、Basicの本体であるBasic AG社の売上は、2004年の3900万ユーロ(約55億6600万円)から2005年5300万ユーロ(約75億6400万円)へと急増した。2005年末時点で、同社は新規5店舗を含む14店舗をドイツの10都市で展開している。今年初の新店舗となるのは、マンハイム中心部に位置する。今回、店舗レイアウトと商品群の2点についてこれまでのものと違いをもたせ、テストを始めることになる。メディアセンターでは、栄養・健康をテーマとした書籍、新聞、CDが販売され、企業や消費者からの情報を掲示するスペースも設けられる。薬局ならびに化粧品コーナーの陳列もイメージチェンジを図る。陳列を変えるのは、このコーナーにもっと客の足を向けるためだ。
この試みがうまくいけば、例えば6月中旬に予定されているオーストリアへの拡大店舗など、新しくオープンする店舗すべてに展開される。こうした戦略で、Basicは、ドイツ初のオーガニックスーパー
マーケットチェーンコンセプトを輸出する企業になりそうだ。
Basicはウィーンの12区にフロア面積860平方メートルの店舗を購入している。Basicはウィーン市内に既に4店舗を展開するMaranとの競争を恐れてはいない。「ウィーンは現在、本物を求めている。」
と同社の広報担 当Sylvia Raabeは語る。Basicの購買部門は、オーストリア向けの商品ラインの決定に大忙しだ。それというのも、顧客の要望に合わせて商品を調整することが企業の成功の要になるからだ。地元産物もオーストリアでは特別な役割を果たす。例えばDennreeの企業が商品供給できる可能性もあるだろう。
(中略)
Basic AGが採っている戦略のもう1つの側面は、自社ブランド展開を継続的に行っていることだ。現在150商品を数える「金額に見合う価値のある」商品は、300商品へ拡大予定だ。自社ブランドの日常の食品についても、ワインやデザート類、ケーキやパン作りのための材料なども加えて充実を図る。広報担当の話では、自社ブランド商品は社のマーケティング戦略にとって根底となるものであり、2週間ごとにお勧め商品を決めて販売している。
顧客とのコミュニケーションには、今年1月にリニューアルしたホームページが役立っている。こちらでは現在のお勧め商品、さまざまな商品ライン、オーガニック農業と栄養などの情報を提供している。
「Organic-Special コーナー」では、フェアトレードや遺伝子組み換え、また現在なら鳥インフルエンザなどを扱っている。ベジタリアンやマクロビオティックを実践している人、食物アレルギーのある人にも情報や食事に関するアイデアやヒントが満載である。月に2回ニュースレターが発行され、その時期のお勧め商品はもちろんのこと、商品情報やレシピ、関心の高い食材などについて提供している。
Bio-Markt.infoより

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