Farm Dinner イベントでお手伝いしてきました
Farm to Table、Farm Dinner, Farm Harvest Dinner…
最近話題になってるキーワードで、
映画みたいな、草原の中でディナーを楽しんでいる光景の写真を
見たこともある人もいるのではないでしょうか?
そう、こんな光景。
私がインターンをしていたオーガニック農業教育機関である、マイケルフィールドで「Farm to Table」イベントがあるということで、お手伝いしてきました。
近年のアメリカでのオーガニックマーケットの発展は著しく、ファーマーズマーケットの台頭や、ローカル食材を使うことを謳うレストランやカフェが増える中、Farm to Table イベント、ファームの野菜を使った料理をケータリング形式で提供するディナーイベントが、最近あちこちで見られるようになってきました。日々の食事の中で、この食品が、「どこで」「どうやって」作られたものかを考えるきっかけにということで、今では夏になるとあちこちのファームで開催されているイベントです。いつの間にか大きなギャップができてしまった「食」と「農」を結ぶ機会として、多くの農家や、レストランも注目しているイベントで、今後も増えていくことでしょう。
価格帯は、一人あたり65ドル〜100ドルぐらいで、(7000円から1万2000円くらい)。フルコースで、ワインのペアリング(マリアージュ)とのセットが定番。参加者の年齢層としては、平均35歳〜40歳でしょうか。20代後半から60代までと、幅広いのですが、50代の夫婦も多くみかけました。 カップルで参加している人が一番多く、特別なディナーといった感じでしょうか。最近は100ドルあたりの参加費のものも増えてきていて、「フレッシュな野菜や食事を食べることは贅沢で幸せななことだ」という認識も高まってきているように感じます。カジュアルな農家での食事ではなく、ワインとのペアリングでフルコースのディナーへドレスアップしてファームのディナーに。
もともとアメリカでは結婚式等で、ファーム、広い庭や公園などにテントをはって、
ケータリングするのもよくあることで、(むしろ『結婚式専用の会場』みたいな建物のほうが少ないので)そのノウハウやシステムを活用して実現したもの。やはり広い土地があるからこそ可能なのであって、日本でもワイナリーや、農園などで
実現できたら素晴らしいでしょうね・・
シェフが腕をふるって作る採れたての野菜でつくられたお料理とセレクトされたワインとのマリアージュを楽しみながら過ごす、特別なディナー。農家さんからのどうやって野菜が育ったのか、という話や、ディナーの前には、ファームのツアーも。見て、味わって、学んで、楽しむ。
農家さんを知り、実際に訪れてみて見ること。
とっても素晴らしいことだと思います。冬に行われた
スノーシューのイベントにも参加してきましたよ。レストランのサイトから色々なイベントの写真も見れますよ。
ディナーの横でサイレントオークションなども開催され、ファームのファンドレイジングとしてのイベントとしても。今後の施設への投資や、教育のために使われます。
当日の様子は、こんな感じでした。
前売りチケットも、定員の100人分売り切れ!第一回にしてこのスタートは素晴らしい!残念ながら私はお料理にはありつけなかったのですが、そのお料理にあったワインをサーブしながら反応を聞いていたら、みなさんとても楽しんでいたようでした。フレッシュなロケット、いんげん豆、トマトのブルーチーズとバルサミコ酢のサラダに、スープ、うさぎのローストとトマトソースに、デザートも。とっても美味しそうでしたよー!
しかも今回のイベントには、ウィスコンシン州の色々な農家さんたちや、食の面白いムーブメントを取材して番組を作っている、「ウィスコンシン フーディ」が取材に!!!!放送は来年一月ぐらいだそうです。私も端っこくらいにどこか映っているかもしれません。笑
時期になったらまたお知らせするかもしれませんが、他のエピソードもとても面白いので、要チェック!このリンゴ農園のエピソードとか、個人的に好きです。
他のエピソードを見ても分かるように、ウィスコンシン、色々なところで食の面白い取り組みが広がっています。自転車のバイクレースで、ファームをめぐるツアーのイベント、色々なファームでのディナーのイベント、さらには発酵フェスなる3日間のワークショップなどが開催されるイベントもあるですが、残念ながら今回はあいにく行けそうにないのですが、来年はぜひ!と意気込んでます。
面白いところがもりだくさんなウィスコンシン。
先日トロントから友人が遊びに来てくれて、行ってみたかったレイクフロントブリュワリーの見学ツアーに行ってきました。土曜日のツアーは、毎時間あるツアーなのに、全日完売!とっても面白いお得なツアーだったので、その様子もレポートしたいと思います。
ではでは!
Aki S. Norton