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リヨンで起きたモンサント社に対する訴訟

2012年2月13日に行われた第一審公判で、シャラントで農業を営むポール・フランソワが、モンサントグループに対し、有罪判決を勝ち取った。本記事は、モンサント社が判決に対して裁判所に控訴し、起訴状が5月28日木曜日にリヨン最高裁判所にて受理されたことに関する、フランス国営放送“France3”地方版の報告によるものである。

 

ポール・フランソワは、幼少期より農業に携わってきたが、2004年に誤って、モンサント社の除草剤“ラッソー”(2007年以降市場からは既に回収されている)の蒸気を吸い込んでしまった。その結果、急性中毒による5ヶ月間の入院と、9ヶ月間の休業を強いられることになった。事故の後遺症として、現在も神経系と免疫系関連の症状に苦しめられている。申請手続きを開始してから5年経過した2010年に、やっと彼の病気が職業病であることが認められた。そして遂に、2012年2月、第一審公判において、モンサント社側の責任が認められ、勝訴する。同社は、第一審判決に対して控訴し、起訴状および提出書類についての審議が、リヨン最高裁にて9月に行われる予定になっている。

 

 

出典:France3 régions

2015.05.06

翻訳ボランティア:Waseda Yoshiko

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