ソイルアソシエーション オーガニックフードフェスティバル2008
Yeo Valley Organicがスポンサーの、欧州最大のオーガニックにまつわるすべての祭典であるソイルアソシエーソション オーガニックフードフェスティバルが、今年度の「ソイルアソシエーション・オーガニックの2週間」でキックオフを迎えた。このフェスティバルは、個人や地域社会、小売業やレストラン、学校やオーガニック農場などを集結させた全国的なキャンペーンだ。2008年9月の6日〜7日にブリストルで開催された。
このフェスティバルは現在8年目を迎え、ショーケースに選りすぐりのオーガニック食品、飲料、服飾品、スキンケア商品、ホームウェア製品などを並べる300を超えるオーガニックの企業たちを統括している。来場者たちは好みに従い、賑やかな食品市場、緑の惑星パビリオン、デモンストレーションキッチン、そして魅力的な講演プログラム、港上に広がるフードクルーズ、フードデモや子供向けのアクティビティ、音楽といった芸術や娯楽を各々楽しんだ。
2008年のフェスティバルでの初の試みとして、アンカー広場(Anchor Square)で地域市場や、「オーガニックガーデンを育てようコーナー(Grow Your Organic Garden area)」や、クッキーの調理実習、ワインテイスティングが行われる「オーガニックライブ!コーナー(Organic Live! area)」、キッズゾーンの「命をつなぐ食べ物、パートナーシップ・クッキングバス(Food for Life Partnership Cooking Bus)」がある。フェスティバル開催と同時にMatthew号(新大陸を発見したカボットの船の復元船)がブリストルの円形劇場へと出航した。
今年は、フェスティバルの発電の動力に使用することで、持続可能な形で供給されるバイオ燃料(使用済みの料理油)を紹介し、フェスティバル参加への交通手段として電車、バス、フェリーの利用を推奨するなど、これまで以上に環境問題を考慮した催しとなった。環境を守り、人々に電車で来ることを推奨するため、ソイルアソシエーションはファーストトラベル社との提携のもと、同社の交通機関を利用した証を提示した者には、フェスティバルチケットを1枚購入につき1枚無料でプレゼントした。
会場では、Network Recyclingが提供し、Barts Spicesがスポンサーとなっている、総合的なリサイクル施設が設置され、ソイルアソシエーションはデモキッチンでの会議と対話型の講演(私たちの捨てているごみが莫大なエネルギー・水・包装品の浪費に繋がっている事に重点を置いたもの)と共に、WRAPの「食べ物を大切に、ごみは最少に(Love Food Hate Waste)」というキャンペーンを支援した。
参照:http://www.soilassociation.org/festival
Organic-Market.Infoより
http://www.organic-market.info/