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フランスの首都圏、Ile-de Franceがオーガニック農業を推進

フランス環境省の発表によると、Ile-de-France地域のオーガニック農業者たちが、水資源の確保を目的に、オーガニック農業を発展・促進する協定に契約したことが明らかになった。


この5カ年に及ぶ契約調印に立ち会った環境大臣は、今回の協定がフランスにとって初の試みであることを述べた。この契約は、フランス最大の河川域Seine-Normandyと、Ile-de France地域のオーガニック農業者たちの間で締結されたもので、これによってオーガニック農業への転換を促し、具体的な実践に導くことが可能になると、Drakkar Onloneは伝えている。
フランスの環境グルネル会議では、オーガニック農業地が2012年までに全農地面積の6%、2020年までに20%にすることを目標としており、ここではこの農地が700,000ヘクタールの水資源を確保することも意図されている。同じような試みはドイツ・ミュンヘンでも実施されており、流域近くの農業をオーガニックに転換することで10年前と比較して今では硝酸塩が45%減少している。Ile-de France地域では地下水が汚染されており、地上水の質も十分ではない。この現状は農業による汚染(農薬や硝酸塩)が原因のひとつとされている。また、この地域でのオーガニック農業を発展させることによって、オーガニック製
品の需要・供給の不均衡をなくしていくことにもつながる。現在、約50%のオーガニック製品がフランス国外から輸入されており、Ile-de-France地域にいたっては、この割合はより高い数値を示しているからだ。
参照:http://www.drakkaronline.com
Organic-Market Info.より
http://www.organic-market.info/

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