オーガニック情報アーカイブ
フランス初のオーガニックエスカルゴ養殖
ブルターニュ出身のカップル、ボニ夫妻は、エスカルゴの養殖で、初めてそしてさらには唯一のオーガニック認証を受けた。現在フランスでは、誤解を招くような表示の付けられた粗悪なエスカルゴを販売する、巷に溢れたアジアや東欧の小売店から攻撃を浴びているが、夫妻はこのフランス料理の象徴を護るため、準備万端である。
25万匹もの小さな灰色の蝸牛は、夫妻の手によりオーガニックの規定に沿った形で飼育されている。個体ごとに、オーガニックではないエスカルゴに与えられる広さの約3倍に当たる、35平方?の空間を与えてやらなければならない、というフランスオーガニックのABラベルの飼育基準を満たすよう、蝸牛を本当に放し飼いにしている。これらの蝸牛は、オーガニックで育てられた親から生まれ、オーガニックの飼料を食べ、農薬の使われていない土壌で育った蝸牛でなければならない、とTelegraph社は報道している。
ボニ夫妻は今年の2月に導入されたばかりの、エスカルゴのABラベルの基準をフランス農業省が作る手助けをした。夫妻が公式のオーガニックラベルを付けてエスカルゴを販売するようになってから、ようやく2か月が経ったところだ。
参照:http://www.telegraph.co.uk/
Organic-Market.Infoより
http://www.organic-market.info/