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オーガニック情報アーカイブ

ナチュラルビューティーサミット発足

ナチュラルビューティーサミットの目的は、自然派あるいはオーガニック製品という分野、また持続可能性という事態に直面している化粧品業界の主要な課題について学んだり、論議できるような場を創ることだ。これは化粧品の製造業者や原料の納入業者、パッケージ会社、小売業者や産業組織、投資家など、主要な利害関係者を結びつけること、また重要な課題を審議、討議する場を創ることを目指すものだ。サミットの幕開けとなる会議は、2007年11月29日・30 日、パリで行われる。会議では自然派化粧品の定義や品質基準と認証、原料と処方、持続可能性と倫理的な原料調達、マーケティングと流通、投資と発展戦略などの主要な問題について話し合われる。自然派化粧品業界の一流の専門家たちが、数々の報告を発表することになるだろう。


「AVEDA」の創業者、Horst Rechelbacher氏が持続可能性の重要さについての開会演説とともに、初めてのイベントの幕を切って落とす。「化粧品産業の持続可能性」は最初の会議のセッションのテーマである。このセッションで取り上げられるトピックには、倫理的な原料調達や原料のトレーサビリティ、オーガニック化粧品、企業の社会的責任などが含まれる。二番目のセッションでは技術面での課題と処方に焦点が当てられる。また二番目のセッションでは、ECOCERTやソイル・アソシエーション、BDIHなどの世界有数の認証機関が「自然派とオーガニックの基準の調和の可能性」を考えるパネルセッションに参加する。
第三・四番目のセッションでは、倫理的な化粧品のマーケティングや、規制と投資の課題に焦点が当てられる。第三のセッションの主要なトピックには、倫理的な消費者への到達、成功するインターネット販売業者の創設、コンセプトストアの重要性などが含まれる。第四のセッションでは、自然派化粧品とその表示・包装の問題について、REACHがどのように関わってきたかを考察する。その他の発表では自然派化粧品産業における企業の合併や買収、投資について考察される。
ナチュラルビューティーサミットは、フランスのITEC社とオーガニック・モニター社の戦略的なパートナーシップの成果である。それぞれの業界のリーダーである両組織が、2008年にヨーロッパと北アメリカでナチュラルビューティーサミットを主催する計画だ。ナチュラルビューティーサミットは自然派化粧品業界のための、最初の学習と論議の場となるに違いない。
サミット詳細(英文):
http://www.natbeauty.org/index.php/home.html
Organic-Market.Infoより(プレスリリースより抜粋)
http://www.organic-market.info/

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