オーガニック情報アーカイブ
ポーランド:オーガニック農産物に国内での需要高まる
「エコマルクトフォーラム」によると、ポーランドの農業省は約310万ユーロを今年から始まる販売促進キャンペーンに割り当てた。「エコマルクトフォーラム」は農業、林業、そして食料生産関連の市場及び価格情報をリポートする、ドイツを中心とした雑誌である。
同誌によると、昨年1年間で、ポーランドのオーガニック農家の数(05年で約7200件)とオーガニック農地面積(同約17万ヘクタール)は2倍に増えた。しかし、オーガニック加工ビジネスはほんの100件で、ほとんど小規模だ。国内の市場に占めるそれらのビジネスの比率(シェア)についての情報もない。
ポーランドの農産物は、国内よりも国外での売り込みに成功している。生産者には、自分たちのエコな生産物を販売促進したり、オーガニック専門店のほか、スーパーマーケットでも販売するための経済力がないことがある、と「エコマルクトフォーラム」は述べている。エコ商品を扱う店の多くは、今年中に店舗数を増やしていく方針のチェーン
に属している。「エコマルクトフォーラム」はさらに、普通の食事のほかにオーガニックな食事を出すレストランチェーンがあり、この分野でのビジネス拡大を目指している、と述べた。
Organic-Market.infoより