オーガニック情報アーカイブ
スウェーデン: オーガニック農業と生物の多様性
公表された資料比較分析によると、オーガニック栽培で管理された小区画、田畑、農場では平均で30%多い動植物の種が確認され、その個体数は50%多かった。しかし、地区条件に応じて生命体の種類には異なる影響がある。
例えばモザイク状の農地では、オーガニック農業の明確な効果が得られにくい事がわかっている。加えて、従来の農業方法を行っている地域よりも、オーガニック農法の方が益虫は多く、害虫の種は少ない。
オーガニック農法は、農業地域で生物の多様性を増進することがこの研究からわかった。しかし、生物の多様性を保護し高めるには、各地域の、又各個別農場の方法を考慮し研究する事が提案されている。さらに農業における生態系の保護手段を計画するとき、農家の関心や知識をもっと考慮し研究する事が提案されている。
*Source: Core organicニュースより
http://www.coreorganic.org/corenews/may05/around.html#Anchor-Swede-18767
翻訳:研修生 専田