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オーガニック情報アーカイブ

vol.22 北欧のオーガニック食品事情

昨年の9月に北欧を訪れたことは、一度ちらりと触れましたが、レストランを紹介したきりで終わっていました・・・(反省!)。COOP FORUMという生協系のスーパーでなかなか面白い試みがあったので、今日はそれを紹介したいと思います。


スウェーデンの町でも、例えば土曜日にはマルシェが立ったりして (写真上)、生産者と直接顔を合わせて買い物をする機会があるにはあるのですが、日々の買い物となるとやはりどうしてもスーパーが中心となります。街中にあるスーパーでも規模は大きく、北欧以外では見たことのない商品も数々あり、言葉がわからないだけに余計に想像力をかきたてられたりして、旅行者にとっても楽しいものです。野菜類は、フランスなどと同様、量り売りが基本。欲しいだけ袋に入れて、かごに入れれば、精算の際レジで重さを測ってくれる仕組みです。ヨーグルトやミルクの種類はかなり豊富。どれを買えば、望みのものにあたるのだろう???とわからないなりに、表示を眺めて検討です。
さて、スウェーデンに住んでいる人なら誰でも知っているWilly:s。残念ながら、こちらの店ではあまりオーガニック食品を見つけることはできませんでした。そんな私を、あそこにはいっぱいあるよ、と連れて行ってくれた先が、COOP FORUMという店。少し郊外のショッピングゾーンにあったのも理由でしょうが、なかなかの規模でした。
スウェーデンのオーガニック認証品で目立つのは、KRAVというマーク。さすがに、このCOOP FORUMでは、たくさん見かけることができました。ミルク、クリーム、ジュース類、粉類、砂糖、ピクルスなどの加工品、チョコレート、卵、チーズ、オイル、紅茶、コーヒー、ミューズリー、などなど。国産物であることが強調されている表示も結構目立ちました。友人の家でお世話になっていたので、夕飯の材料とおみやげになりそうなものなどを次々とかごに入れ、最後には日本でも役に立ちそうなお買い物バッグも合わせて購入。レジを済ませたあとは、バスに乗って友人の家まで。
さて、買ってきたオーガニック食品の品々を友人に見せていると、「レシートまだ持ってる?ちょっと出してみて。」と言うので、お財布から取り出してみると。
日本と同様、たぶん万国共通の「品物名:値段」という表示のレシートなのですが、商品の横にクローバーマークのついているものがあります。実はこれ、オーガニック商品などをはじめとするエコマークがついている商品の横にはレシートにこうして表示されていたのです。しかも、合計金額の次には、エコマークのみの合計金額も出ています。私のその日のお買い物は、全体で231,56クローナ、そしてエコマーク付の合計が122,15クローナ。約52.8%の商品がエコマーク付だったというわけ。
なかなか、面白い試みだと思いませんか?
単純なことだけれど、とてもわかりやすくて明確です。
これをすることによる効果もぜひ、調査して欲しいものですね。
(おまけ)
ほとんど時間がなかったデンマーク。こちらは、駅に付随のコンビニのような規模のスーパーで、意外にもたくさんのオーガニック食品を見かけました。例えばミルクは数種類あったのですが、80%以上がオーガニックのものでした。あとは、卵、そしてチーズ(これは全20種くらいのうち、2つくらいでしたが。写真上:そこで買ったミルク、卵、チーズ)。丁寧に他のスーパーを見回っている余裕はなかったのですが、駅の売店的スーパーにさえ、こんなにオーガニック食品があることを考えると、一般的なスーパーにはきっともっとあるに違いない、と期待が高まりました。

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