オーガニック情報アーカイブ
歌手、学校でのオーガニック農業に一役買う(イギリス)
ポップ歌手から有名な園芸家へと変身したキム・ワイルドは、英国のオーガニック食品プロジェクトに参画する1000番目になる学校を訪れる予定だ。
オーガニック食品のチャンピオン、ワイルドは、10月8日(水)園芸用品のおみやげを抱えて、オックスフォードシャーのウッドストックにあるBladon小学校を訪れる。
このイベントは、チャールズ皇太子後援の「“オーガニックガーデンを学校に”計画」へ学校が参画する動きの1つとして位置付けられる。
児童たちは彼ら自身の野菜畑をもち、球根を植え、花を育てる。
ヘンリー・ダブルデイ・リサーチ協会(HDRA)は、オーガニックガーデン、オーガニック農業、オーガニック食品を調査・促進する認可済みの慈善団体であるが、5年前から学校での企画を導入している。
HDRAの最高責任者であるスーザン・ケイ=ウィリアムズ博士は「HDRAの“オーガニックガーデンを学校に”計画に参加する学校が1000校に到達するなんて、すばらしいことです。これを機に、他の学校でも野菜を育て、その結果を味わいたい、という気持ちが触発されればと思っています。」と述べている。
HDRAは、Duchy Originals(チャールズ皇太子によるオーガニックと自然食品のブランド)からの後援を得て以来、急速に拡大してきた。
同校教師のCarolyn Scuttは、最近生徒に向け園芸クラブを開始し、自身もHDRAのメンバーであるが、オーガニックから始めることで、子どもたちが良い形で園芸を開始して欲しいと願っていた。彼女は、「子どもたちは本当にワクワクしていて、自分自身で食べものを育てることが待ちきれないようです。」と語った。
(10月5日BBCニュースより)