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オーガニック情報アーカイブ

パリ市民のためのオーガニック牧場

パリ市内の1000人の児童を含む1万人以上のパリ市民が、ベルシー公園に再現されたオーガニック牧場を訪れた。(5月5日〜9日)
うっとうしい天気だったにも関わらず、大人も子供も、数多くの人々が牧場で行われるワークショップや動物目当てにやってきた。


オーガニック乳製品に関わる一連の流れが、攪乳器を使用して作るバター作り、ミルクの試飲といったワークショップで披露された。また訪問者向けにクリーム、バター、乳製品デザート、ヨーグルト、チーズ、フレッシュチーズ、もちろんミルクも含め、一堂に並べられた。家畜の飼料である穀類も同時に展示された。また、パン作りのワークショップは食いしん坊たちを大いに満足させるものだった。
この試みをもっとも喜んでいたのは学校関係者で、開催してすぐに訪れた児童たちが、今度は両親とともに週末に再びやってくることもあった。
パリの子どもたちがオーガニックに触れるこの最初の試みについて、来訪者はみんな、来年も続けて欲しいと願っている。来年の入場を既に予約した学校もたくさんあった!
また農相のエルヴェ・ゲマール氏は、5月5日の牧場開園初日を記念して、パリの学童保育で行われたピクニックで子供たちとともに昼食の時間を過ごした。
これ以外にも、フランス全土で、オーガニック製品に特に力を入れている店舗の中から厳選された75のハイパーマーケットでオーガニックの世界が繰り広げられた。また、各地の農場で催しがあったり、加工業者が製造現場の一般開放を行ったり、学校や職場などの集合食事施設におけるオーガニックメニュー、学校、展示会、マルシェ、講演会などで農家と児童たちが触れ合う機会など、様々な催しが行われた。
牧場の様子は、以下のページをご覧ください。とても楽しそうです!
http://www.printempsbio.com/pageEdito.asp?id=2115391&idz=514BDBFA&IDPAGE=17
フランス:Printemps Bio(オーガニックの春)より

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