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オーガニック農業の世界−統計と2004年の潮流

スイスのオーガニック農業研究機関「FiBL」、財団法人環境と農業「SOL」、国際有機農業運動連盟「IFOAM」は、2月にドイツニュールンベルグにて開催されたBioFachにおいて、最新の研究成果を披露した。それが、「オーガニック農業の世界−統計と2004年の潮流」である。


この研究によれば、現在世界で2400万ヘクタール以上の土地がオーガニック化されている。オーガニック耕地についていえば、オーストラリアがトップでほぼ1000万ヘクタール。続いておよそ300万ヘクタールのアルゼンチン、そして100万ヘクタールを超えたイタリアがそれに続く。全耕地面積に占めるオーガニック耕地面積の割合から見ると、オーストリア、スイス、スカンジナヴィア諸国が筆頭である。たとえばスイスでは、オーガニック耕地面積が全体の10%を占めている。
2002年、世界のオーガニック製品市場は、230億ドル(約2兆5千億円)となり、ヨーロッパと北米がその市場の大部分を占めている。これから数年間は、この「健康」指向の成長は続いていきそうだ。
このレポートには、重要な数字や図式に加え、最新のマーケット事情、大陸別の新しい潮流等に関する章や、新しい情報を含めた基準や認証に関する章もある。
以下より、内容をダウンロードすることができます。
http://www.fibl.org/english/news/press-releases/2004/0217-organic-world.php

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