オーガニック情報アーカイブ
EUの原産地呼称制度に対して、米国、オーストラリア異議申立て
米国ならびにオーストラリアが、EUが食品に対して定めている原産地呼称とその商標の保護に関して、WTO規則違反だとして主張しているが、それを調整するための争議調停委員会がWTOにて組織されている。
ワシントンの主張は、その指定が、EU圏内に匹敵する原産地表示保護であるという申し出があった国の原産でない限り、EU圏外の原産地表示の登録を認めないという点で、EUの規制は違法であるというものである。
オーストラリアは、EUの規則は製品を差別的に取り扱って販売を差し止めるという点でWTO違反であり、適切に商標を保護しておらず、またあまりにも複雑で規則的だと述べている。
Keith Nuthall
just-food.comの記事より