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ブルターニュ オーガニック農業の発展が続く

出典: agrobio-bretagne.org
2014年12月9日

ブルターニュのオーガニック農業ネットワークが、この地域におけるオーガニック農業に関する統計を発表した。統計結果は控えめなものに。

ブルターニュでは、オーガニック農業の発展が続いている。2013年、新規のオーガニック農家は67軒、オーガニック農地面積は2.260ヘクタール増え、地域内の全農地面積のうち、オーガニック農地の占める割合が4%(正確には4.1%)の大台に乗った。オーガニック認定を受けている農地の合計面積は66.750ヘクタールだ。

一方、オーガニック農業へ転換する農家の数は2012年は148軒だったのに対し、142軒と、わずかに減少した。オーガニック農家又はオーガニックに転換中の農家の数は合計して1.836軒である。また、オーガニック認定を停止する農家は75軒を急上昇した。兼業を理由とする「形式上の停止」を別とすると、約四分の一(27%)が定年退職、16%が海藻・ムール貝の養殖に関する実験不足、18%が財政難によるものである。認定を停止している農家のうち多くはGAB-FRAB(オーガニック生産者団体・ブルターニュ連盟)の支援を殆どまたは全く受けていないのが実態であり、この団体の支援活動の重要さが証明された格好だ。

フランス全国レベルで見ると、ブルターニュ地方は今尚変わらず、オーガニック農業の牽引役を担っている。オーガニック製品としては、野菜および卵の生産で第一位、また牛乳の生産で第二位である。

翻訳:川鍋 美紀

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