ダイジェスト「世界のオーガニック事情」オーガニックスプリング特集
2014年4月5日~13日までの一週間、オーガニック スプリングというキャンペーンを展開します。
オーガニック スプリング とはどんなものなのか
オーガニック スプリング で何を目指しているのか
オーガニック スプリング 発想のもとになっているフランスのプランタン・ビオやイギリスのオーガニック・セプテンバーに関する情報を、「世界のオーガニック事情」に掲載してきた過去記事の中から抜粋してまとめてみました。
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フランス:オーガニック消費増えるも、生産はピンチ 2004年12月17日
フランスのオーガニック発展のために活動する公的機関 Agence Bio 主導のアンケート結果によれば、2004年は44%のフランス人がオーガニック食品を定期的に消費していた。
(2003年度は37%)しかし、フランス国立オーガニック農業連盟(FNAB)が指摘しているように、フランスのオーガニック生産は停滞しており、2004年の転換者数は極めて少なくなっている。
~中略~
公表されたアンケート結果はオーガニック業界を元気付けるようなものであったとはいえ、この消費の増加で利益を得ているのは、まずフランス以外のヨーロッパ諸国や世界の国々の製品であるという点だ。
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フランス:プランタン・ビオ 2007(第8回)、6月に開催 2007年5月14日
一般大衆に向けたオーガニックの情報キャンペーン、プランタン・ビオは今年で第8回目を向かえ、6月1日から15日までフランス全土で繰り広げられる。2006年の成功に支えられオーガニック農業からできた製品の情報や価値を高める、国を挙げてのキャンペーンにより、フランス中の何千人ものオーガニックの専門家と、情報を求めている消費者たちとの出会いや交流が増えるきっかけとなるだろう。
~中略~
「オーガニックを消費すること、それはもっと未来を見つめること」というわかりやすくシンプルなコピーは、未来の世代の影響について考え抜いた結果の行動として、オーガニック製品の消費を位置づけている。これはオーガニック製品の消費に意味を与え、責任を持った消費活動を示唆するものである。
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フランス:オーガニック部門の二桁成長 2012年7月2日
フランスでは、2012年6月1日~15日に開催された「プランタン・ビオ」というインフォメーション・キャンペーンを実施中に、オーガニック部門が新たな高みに到達した。~中略~
2011年に、2010年と比較して、オーガニック関連業者は14%増加し、35,271となった。
オーガニック農場は12.3%増加し、23,135件となり、オーガニックの土地は15.3%上昇し、2011年には975,141ヘクタールに達し、2012年上半期には100万ヘクタールに達した。
2011年には、フランス市場において、2010年に対し11%増加の4億ユーロ(約400億円)近くのオーガニック食品が販売された。
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イギリス:ビッグブランドたちがオーガニック・セプテンバーを支援 2013年12月6日
ソイル・アソシエーションの報告によると、イギリスのオーガニック部門の独立小売業者からスーパーマーケットチェーン、農家そして栽培者からビッグ食品ブランド、ヘルスビューティーカンパニーから繊維メーカーまでが今年のオーガニック・セプテンバーを支援している。~中略~
オーガニック製品の昨年の売上は、オーガニック・セプテンバー期間中前月対比7.7%増加した。今年のキャンペーンは少なくとも10%の売上上昇につながるだろうと自信を持っている。
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フランス:ビオコープ(Biocoop)売上を拡大 2013年9月13日
ビオコープ(フランス市場で販売店舗数と売上第1位を誇るオーガニック商品専門店)ネットワークの2012年の売上高は7%向上し、2013年は幸先の良いスタートとなった。同社CEOは「店舗数の拡大だけでなく、お客様の平均購買額も向上しました」と加えている。
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いかがでしたでしょう?
日本でもオーガニックなライフスタイルに共感する消費者は増え続けていますが、国内における生産物だけでは商品アイテムが限られ、輸入品の方が主流です。国内でのオーガニックシェアを質・物量ともに充実させていくための動きを、消費行動と生産現場を結びつけるところから促していこう、というのが、オーガニックスプリングの狙いです。
今年4月、オーガニックスプリングによって、日本のオーガニックがどう変わっていくのか。まずは関心を持って、注目お願いします。
みなさんもオーガニックスプリングに参加して、日本のこれからを一緒に造っていきましょう!