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北欧オーガニック・フードフェア、ビジター登録が始まる

出典:Diversified Business Communications

2013年10月20~21日に、スウェーデンのマルメにあるマルメ・フェア北欧オーガニック・フードフェアが開催される。ナチュラル・プロダクツ・スカンジナビア見本市と同時開催されるこのイベントでは、100を超える国際的オーガニック食品・飲料サプライヤーが、健康的でサステナブル(維持可能)なオーガニック食品および食品材料の数々を出品する予定であると、商業イベントプロダクション会社のDiversified Business Communications (多様化ビジネス・コミュニケーション) が伝えている。オーガニック認証団体のKRAV(スウェーデン)、ソイル・アソシエーション(英国)、デメター(ドイツ)の専門パビリオンに出展を決定しているのは、北欧市場における自社の知名度アップを図るスウェーデン企業および国際企業各社である。現在、オーガニック製品の売上において輸入品が占める割合は、スウェーデンだけでも約50%に上る。

北欧の消費者は、オーガニック製品の購入や自然でサステナブルなライフスタイルの重要性の理解に関し、長年にわたって市場の拡大を支えてきた。FiBLスイス有機農業研究所)の報告書、「欧州のオーガニック食品市場2011European Market for Organic Food 2011)」によれば、デンマークとスウェーデンは一人当たりの消費量について欧州諸国トップ6に入った(それぞれ2位と6位)。ノルウェーの状況もこれと似ている。同国は、レガタム研究所が世界の国々について算出する(豊かさと幸福の)指数において、2012年に5年連続でトップとなったが(なおデンマークは2位、スウェーデン3位だった)、オーガニック市場は前年比9.5%増が記録された。

北欧オーガニック・フードフェアでは、セントラル・エキシビションに加え、展示会場に専門の基調講演シアターが設置される。ここでは、業界第一線の専門家が、オーガニック食品市場の最新動向および発展をテーマとする様々なセッションを開く予定である。

2013年6月25日

翻訳:池田真紀


 

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