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フランスCoop、オーガニック計画に30の提案

フランスCoopのオーガニック供給委員会は、「革新的で価値を創造し、農業の基本を尊重する農業」のために、政府に対し提案を行なった。2013年~2017年の5年間にわたる次期オーガニック計画(Plan bio)において、協同組合は政府に対し、30の提案を作成した。それは、それぞれの分野の発展に応じ(穀物、畜産、青果、ワイン)、全般的なもの特質的なもの双方を含んだものである。

「オーガニック農業全般」の方策に関しては、フランスCoopはそれを3つに分類している。1つは各分野の発展や構造強化を支援するもの、2つめはフランスおよびヨーロッパ全体の市場の認識を改善することをねらいとするもの、そして3つめが研究や開発プログラムの支援を可能にするものである。

特筆に値するのは、公営の食堂におけるオーガニック製品を20%にするという目標の確約であり、規定の適用と各加盟国および第三国の検査の強化、そしてオーガニック製品のさらなるトレーサビリティの改善の調和が求められる。

各オーガニック分野独自の方策面では、フランスCoopは穀類栽培については、「オーガニックたんぱく質プラン」および「オーガニック穀物の貯蔵庫計画支援」の練り上げに力を入れている。

 

オーガニックワインについては、オーガニック醸造に関する規定の適用が見込まれている。フランスCoopは特に納税者コードによるオーガニックワインの特定化と市場のより良い分析方法について要求している。そしてさらに重要なポイントは、オーガニックぶどう栽培における研究の促進だ。(オーガニック認証されたぶどうの苗の配備、銅の代替品の発見、病気耐性品種、特定の病気に対するオーガニック対抗手段など)

 

出典:フランスCoop

Bio-Marché.Infoより

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