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チュニジア:オーガニック業界ブーム真っ只中

チュニス・アフリック・プレス紙によれば、チュニジアはオーガニック農業部門において、その能力が大いに強化されたという。「“オーガニックチュニジア”ラベルが貼付されて販売されている製品は、国内市場でも成長株で、国外においてもますます需要が増している。」とドイツ・チュニジア商工会議所のElke Peiler氏は説明する。

デーツ(ナツメヤシ)はチュニジアを代表する製品だ。そして同時にオーガニック市場においても国を代表する製品となっている。フレッシュプラザのデータによれば、2011年の収穫量は6千トンで、3分の2が輸出された。輸出のうち、68%がドイツに、11%がアメリカ、そして7%がモロッコに出荷されている。現在、およそ1000ヘクタールのナツメヤシの木がオーガニック認証を受けており、主に国の南東部に位置している。

チュニジアの北西地方は、むしろ柑橘類の栽培に向いている。チュニジアの7つの生産者がオーガニック認証を取得し、既にオレンジやレモンを輸出している。生産量は大いに増加が見込まれている。こうした発展はチュニジア北部でも同様に見られ、オーガニック農地面積は2500ヘクタールだったのが、昨年には6000ヘクタールを超えた。北部では果物、野菜、穀類のほか、香草類や薬草類も栽培されている。

オーガニック部門は、政府からの強力な支援がある。農業大臣は先ごろ耕地面積の拡大と業界の発展に関する野心的な計画を発表している。輸出額は、現在の4400万ユーロ(約43億円)から、2014年には6000万ユーロ(約59億円)を超えるはずだ。オーガニック製品の輸出額でいえば、チュニジアは現在アフリカで第2位、世界では24位である。

 

出典:チュニス・アフリック・プレス(Tunis Afrique Presse)

BIO- Marché.infoより

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