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オーガニック作物を食べたアブラムシによって、てんとう虫の生存率が上昇

ソイルアソシエーションは、自然環境調査委員会(NERC)との共同研究によって、オーガニック作物につくアブラムシを食べたてんとう虫の幼虫の生存率が、従来(農業)の肥料で育った作物につく虫を食べた場合よりも高かったことが明らかになったと発表した。

この研究は『Biological Control』紙に掲載され、「オーガニックアブラムシ」を食べたてんとう虫の幼虫は成虫までの生存率が通常より10%高かったと発表した。

この生存率の増加は、農業者が自然に害虫をコントロールして、環境とともに働くというやり方に重大な影響を及ぼす可能性がある。研究の著者の一人でもある、NERCエコロジーと水センターに所属するジョー・ステリー博士は「この研究はある1つの作物に使われる肥料の僅かな差が、てんとう虫の死亡率の劇的な差を生み出す可能性を打ち立てた」と述べた。
この研究の全文はこちらをご覧ください。
出典:Soil Association
Organic-Market.infoより

(翻訳:ボランティア Kishin OKADAさん)

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