UK: ヨーロッパナチュラル&オーガニックプロダクツ展が好評のうち終了
ナチュラルプロダクト、健康食品、オーガニック分野のための展示会、「第16回ヨーロッパナチュラル&オーガニックプロダクツ展」が好評のうちに終了し、出展者、来場者ともに大変実り多く活気のあるイベントだったと賞賛した。2012年4月1日~2日、ロンドンのオリンピアで開催されたヨーロッパナチュラル&オーガニックプロダクツ展は、Diversified Business Communications UK社の主催で、 600社が出展し、参加者は78ヶ国7,352人にのぼった。
2日間の開催期間中、会場は盛り上がりを見せたのだが、今年はソーシャルメディアの存在が目立った。ヨーロッパナチュラル&オーガニックプロダクツ展の出展者や参加者の中継や写真により、多数のTwitterやFacebookのフォロワーが展示会の活動をシェアできたのだ。観衆の参加が重要な特徴となった展示会の最大の目玉のひとつは、ナチュラルフードショーのキッチンデモンストレーション中継だった。
展示会のハイライトは開場直後のセッションで、「商店街の反撃」と題したパネルディスカッションには、Joanna Blythmanや活動家のElisabeth Winklerなどが参加し、個人商店やスーパーマーケットなどに影響するタイムリーな質問を行った。その他、「健康食品の小売販売」には大手小売業が参加した。「ナチュラルビューティー&スパ」には、 Dr Hauschka、 Dr. Bronner’s Magic Soaps、Green People、 Balance Me、Pukka Herbsなど、大手の自然化粧品ブランドによるセミナーが見どころとなった。また、これまでのように、展示会の「新製品展示コーナー」は活気に満ちており、会場を訪れる多くのバイヤーが最初に立ち寄ることとなった。
展示会の成功は、来場者が来年の展示会への参加予約をしたことにも表れている。 主催者のDiversified UK社によれば、大手の出展者の多くが2013年度のショーにも参加する、とのことだ。来年の「ヨーロッパナチュラル&オーガニックプロダクツ展」は、ロンドンのオリンピアにて2013年4月7~8日に開催される。詳細はwww.naturalproducts.co.ukを参照のこと。
出典: Diversified Business Communications UK
Organic-Market.Infoより
(翻訳:ボランティア 越川加奈子さん)