オーガニック情報アーカイブ
オランダ: 在来種に関するワークショップ
育種家らは、在来種を「国際的な」品種の隣で育てるよう奨励されている。それは、在来種の方がその地域の条件に適応しやすく、またその環境と調和するからだ。原産地方でオーガニック農家により生産される品種は、その地方の個性を引き出し、地元消費者を魅了し、地元への連帯感をより深めるのである。
しかしながら、「地元の」在来種を発展させる事でいくつかの重要な疑問が提起される。オーガニック農業の経験、新しい育種技術や知識、供給源と消費者からの需要をどのように結びつけることができるか?どの品種が農家の需要に一番あっていて、どのように彼または彼女が選んだ品種に関するデータを得る事が出来るのか?
De Jager博士とBuizer工学博士が、2012年1月18日、19日にBreeding Squareの枠組みとしてZwolleのIJsselhallenで行われるBioVak期間中に行われるワークショップで、以上の疑問点やその他の質問に答える。また、Organic Seedsのホームページでは調査が行われている。ホームページ上もしくはEメールで、ワークショップが開催される前に在来品種についての意見交換をすることができる。調査の結果は、匿名でワークショップにおいて発表される。その他の情報はOrganic Seeds を参照のこと。
出典: Buizer Advies
Organic-Market.Infoより
(翻訳:ボランティア 越川加奈子さん)