デンマーク：2011年社員食堂賞の優勝者

ATPの食堂マネージャーHelge Heilskov Kristensen氏は、デンマークの食料農業協会であるLandbrug &Fdevarersから今年度の社員食堂賞を受賞した。ATPの食堂の75%が、オーガニックの材料を使い、オーガニックシルバーマーク（関連記事参照）を付与されている。
クリステンセン氏は、食堂でオーガニック食材を使ったことが主な勝利理由だと確信している。

氏によれば、社員食堂の料理場でオーガニック食材を使い始めたのは4年前からで、当時の主な理由は、味や香りが豊かな優れた食材だったからだが、今日では、環境に配慮し、社会的であるという理由もオーガニック食材を使う動機となっている。
オーガニックデンマークによると、毎日、クリステンセン氏は、18人の従業員と一緒におよそ750人に食事を提供する。社員食堂は、社員の健康の中心にあり、健康は従業員満足度を高める一部であるというATPの考えを体現するものとして位置付けられている。
ATP社は、食事が健康的なバランスの良い生活に不可欠だと考えてからは、持ち帰り食（テイクアウト）と料理アイディアの提供も行っている。
社員食堂は自家ハーブ園とリンゴ園を所有し、提供される食事は一から手作りである。情熱は食事の品質とデンマーク食材に注がれており、可能な限りいつでも食材は農家から直接仕入れている。
出典：Organic Denmark
Organic-Market.infoより
（翻訳：ボランティア 殿村 江美さん）