ルーマニア　“Yes-Food！”

スローフード・インターナショナルは、ルーマニアのトゥルダで8月1日〜6日に夏期講座を初開講することを、7月1日に公式発表した。『持続可能な食物に向けたヨーロッパの若者〜Y.E.S.Food！（Young Europeans for Sustainable Food）』と題したこの夏期講座は、学生や若者（18歳から25歳）向けで、持続可能な食生活や発展というテーマに取り組む。

12ヶ国、80人の若者はTerra Madreというネットワークによって選抜され、アトリエや試食、トランシルバニアのすぐれた小さな生産者のもとを訪ねるプログラムによって、公正な食品生産方法の保護・促進に関して知識を深めることになる。
参加者は感覚の教育、農作物多様性、地方に関する知識、食料主権、小規模の生産の向上について議論する。何よりもまず、“YES Food！”は、若者同士の出会いの場となり、農村での仕事への若者の関わりや、EUが若い世代を農業に近づけるために支援すべき政策にについて議論する機会となるだろう。だからこそ、参加者は農作業の価値を高め、またスローフードやEUに推薦されるような若い企業家を励ます宣言文を作成するのだ。
夏期講座はスローフード・トゥルダとスローフード・インターナショナルの協賛、トゥルダやクルージュ県の協力のもとに組織された。その上、Radu Anton Roman Initiative GroupやChef Cezar Association、Adept Foundation、Potaissa Foudation、Liquirizia Onlus、Eco Rurails Associationが支援している。

出典：SlowFood
Bio-Marche.infoより
（翻訳：ボランティア 千葉 かなえさん）