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イギリス:Sainsbury’sが持続可能な魚類の販売を促進

Sainsbury’s社は持続可能な供給源からの魚類を買い物客に購入させようと新たな取り組みを始めている。海洋管理協議会(MSC)が認証した魚類と海産物を取り扱う英国最大の小売店である当社は、「Big 5」を求める顧客に対し、あまり知られていない種類の魚をサンプルとして無料で提供している。


対象となったのは、鮮魚販売コーナーを備える同チェーンの英国内387店の買い物客で、この調査は地元の巡回公演や地方料理のレシピも提供する’Switch the Fish’(魚を変えよう)と唱えるキャンペーンの一環として行われた。現在、英国の消費者が購入する80%の魚類は、この「Big 5(タラ、コダラ、マグロ、サケ、エビ)」に属している、とThe Guardianは伝える。
この動きは、政府とシェフのジェイミー オリバーも後援している。水産大臣のリチャード べニョン氏はこう述べる。「持続可能な魚類資源と我々の貴重な海洋環境を次世代の為に保護していくことは、まさに政府が特に力を入れてきた事である。」Big 5以外の魚類と魚介類の売上は、今年初めに4チャンネルが開設したFish Fightという番組で上位にあがってからというもの、劇的にあがった。主要スーパーマーケットの売上高によると、消費者が好むのはコリ(タラ科の魚)、 小カレイ、ムール貝、イワシで、これらはサケやタラ、マグロ以上に好まれている、とテレビ番組は伝え、またこの番組は漁業慣行における廃棄部分の無駄使いについて強調した。
しかしながら、Sainsbury’s社の為にYouGovが行った調査によれば、買い物客らは従来の習慣にとどまっているという。英国人のほぼ半数が1ヶ月に1度はタラを食べ、5人に1人が週に1度の割合でマグロを食べるのだ。同時に、84 % のイギリス人がMegrim(ヒラメの仲間)を試したことすらなく、82%はPouting(タラの一種)を食べたことすらないのだ。魚を食べる約43%の人が異なる種類の魚を食べたがらないのは、おいしくないかもしれないと懸念する為であり、31 %の人が調理法を知らない場合は新しい種類の魚を試さないと認めている。
出典: The Guardian
Organic-Market.infoより

(翻訳:ボランティア 越川加奈子さん)

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