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米国:「知る権利」デモ行進、ホワイトハウスへ

団体、企業、個人からなる一つの同盟は、人々が知らずに口にしている、遺伝子組み換え食品への表示が欠落していることへの関心を高め、政府に圧力をかけるための大胆な動員計画を発表した。
「遺伝子組み換え〜知る権利のデモ行進」は、10月1日から16日まで毎日、ニューヨークとワシントンDC間で「今日のイベント」として特集されるだろう。何千人ものデモ行進参加者が、国連本部からホワイトハウスまでの313マイル (504Km) の一部、あるいはすべての行程を歩くことが予想されており、通路沿いのコミュニティーからの支援を期待している。


消費者同盟 (CU) の主任研究員である、マイケル・ハンセン氏は言う。「殺虫剤会社が、 植物、動物、バクテリア、細菌からのDNAを組み合わせて、殺虫剤含有、あるいは殺虫剤耐性をもつ遺伝子組み換え作物を開発している。その結果、より多量の殺虫剤が売られ、散布されようになった。」 続けて、「遺伝子組み換え食品が環境や農家の生活に害を及ぼしたように、私たちの健康にも有害となるだろう。アメリカの消費者は、ヨーロッパや日本の消費者のように、遺伝子組み換え食品を食べたいかどうか、選択権を与えられてしかるべきだ。」と語った。ハンセン氏は、ニューヨークの国連で10月1日に開催される出発式に参加予定。
デモ行進は、アメリカ東海岸の広範囲に渡る、以下の都市と町で集結するだろう。
ニューヨーク州:ブルックリン、ニューヨークシティー
ニュージャージー州:ジャージー、ニューアーク、ミルバーン、ユニオン、
スプリングフィールド、スコッチ・プレインズ、ニューブルンスビック、プリンストン
ペンシルバニア州:モリスビレ市、トレスボーズ市、ジェンキンタウン、
フィラデルフィア、スプリングフィールド
デラウェア州:ウィルミングトン、ホッケシン、ニューアーク
メリーランド州:ダーリングトン、モンクトン、ティモニウム、バルティモア、
エリコットシティー、ジェサップ、ローレル、カレッジパーク、
タコマパーク、
ワシントンDC
早期に支援を表明している団体:
IFOAM、Non-GMO Project, Center for Food Safety, Food Democracy Now, National Co-operative Grocer Association, Organic Trade Association, The Organic Center, the Independent Natural Food Retailers Association (INFRA), Farm and Ranch Freedom Alliance
スポンサー企業:
Dr. Bronner’s Magic Soaps, Kamut International, Nutiva, Nature’s Path Foods, Inc., Organic Valley, Rapunzel, Stonyfield Farm, United Natural Foods Inc.
IFOAMの理事長であり、「知る権利のデモ行進」主催者である、キャサリン・ディマティオ女史は以下のように語った。「アメリカ人のほとんどが、私たちには食べ物に何が入っているかを知る権利がある、ということに同意しているのに、連邦政府は10年以上の間、遺伝子組み換え食品をラベル表示することに抵抗してきた。」続けて、「今こそ、政府が自国民への責任を果たし、遺伝子組み換え作物は伝統的な作物と同じだと偽る代わりに、遺伝子組み換え食品の表示義務を制定するよう、要求する時である。」と語った。
ニューヨーク、ワシントンDC、その他デモ行進の経路沿いでは、次の数ヶ月間、唱道者、農家、企業家たちが参加し、遺伝子組み換えの食品表示を求めてはっきりと意見を述べ、市民たちに自分自身や農の未来を守るための行動を起こすよう、鼓舞することが期待されている。参加者には、バンダナ・シヴァ、パーシー&ルイス・シュマイザー夫妻、アンドリュー・キンブレル、フランシス・ムーア・ラップ、アンナ・ラップ、サラ・スノー、アラン・グリーヌ博士、ジョセフ・ウィルヘルム、マイケル・ファンク、メーガン・ウェストゲート、デイビッド・ブロナー、アシュリー・コフ・RD、その他、多数が含まれる。
出典:Right2KNowMarch.org
Organic-Market.infoより
(翻訳ボランティア:大畑 恵里さん)

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