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東アフリカ:新しい地域協働プロジェクトがスタート

2010年11月、スウェーデンの国際開発協力機関Sida(www.sida.se)は、東アフリカにおけるオーガニック基準と認証の可能性に関する協働プロジェクト(OSEA?プロジェクト)を認可した。このプロジェクトの目的は、域内、地方、そして国際的なオーガニック産品の取引を通じて農村地域のコミュニティの収入を高めることである。


このプロジェクトは、東アフリカ地域のオーガニック基準確立という成功したプロジェクトを継承するものである。
東アフリカオーガニック認証(EAOPS)は、2007年にEACによって採用され、2007年Darにおけるオーガニック会議で、タンザニアの首相によって公式に開始された。そして、東アフリカオーガニック認証マーク(EAOM)も作られた。このことは、地元や地域のマーケットのさらなる発展の礎となった。
プロジェクトは、以下の成果を目指して遂行される。
・東アフリカにおける、認証サービスの改善
・東アフリカの小規模農家や地元や地域の既存のオーガニックマーケティングに対する、適切な基準遵守評価システム
・EU市場への参入の向上
・より包括的なオーガニック基準と、実践経験に基づく基準の改良
・関係者による基準の理解と適用
・ローカルマーケットの可能性の向上
・東アフリカオーガニックマークの運用
・東アフリカ域内におけるオーガニック産品の貿易の促進
・オーガニック部門のための、より良い政府政策と計画
・ルワンダとブルンジにおけるオーガニック部門のさらなる発展
・東アフリカの発展に関する包括的な情報の実体化
OSEA?プロジェクト(オーガニック基準と認証の可能性に関する協働プロジェクト)は、国際有機農業運動連盟(www.ifoam.org)と、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、タンザニア、ウガンダの国立有機農業運動連盟(順に、BOAM、KOAM、ROAM、TOAM、NOGAMU)が、東アフリカ内のオーガニック関係者や政府と緊密に連携して実行されるもので、スウェーデン国際発展協力機関であるSidaが資金提供を行う。
IFOAM(国際有機農業運動連盟)は、Grolink(www.grolink.se)を当プロジェクトの運営に、そしてGunnar Rundgrenをプロジェクトリーダーとして契約した。
プロジェクトは2010年11月に始まり、2013年12月31日まで行われる。第一回の運営委員会は1月にアルーシャで行われた。
さらに詳しい情報は以下にある。
東アフリカのオーガニック農業に関するリンク
IFOAM.org: The OSEA II project
IFOAM.org: Presentation of some of the OSEA initiatives
Organic-World.netより
(翻訳:ボランティア 殿村 江美さん)

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