オーガニック情報アーカイブ
オランダで初、Zonnepit食堂がSkalオーガニック認証を受ける
オランダ、ザイスト市にある施設の食堂” Zonnepit(ひまわりの種)”は、今回、オランダ国内では初のSkal organic horeca認証(訳注:horecaは、ホテル、レストラン、ケータリング業界の意)を受けた、とMisset Cateringは報じた。Zonnepitは、Zonnehuizenという障害者支援施設の中にある。
4月7日、Skal認証機関の認証審査官のHanneke de Voerが認証書を手渡した。Skalオーガニック認証とは、原材料にオーガニックのものを使用している事を消費者に対して保証するものである。使用原料のうちオーガニック由来の原料が、40%、60%、80%、あるいは100%のように使用割合によって認証の分類が設定されている。
現在、食堂で扱われている食品の内、60%の食品の原料がバイオダイナミック農法によるものである。「私たちは今後100%認証を目指しているのよ。」と話すのは、Zonnepit食堂のあるZonnehuizenの施設管理兼購買物地域担当マネージャーSophia Hujsさん。この施設では、発達上の障がいを持つ者が自身を活かす仕事を見つけられるよう支援することを、人智学の思想に基づいて行っている。Zonnepit食堂は、4〜8人の併設校の生徒達によって運営されており、彼らは16〜20歳の学生達である。施設のトレーナーや職員と一緒に運営を行っている。営業時間は、平日昼間の12時〜2時まで。施設内勤務者と外来のお客様が利用できる。
参照URL:Misset Catering
出典:Organic-Market.info
(翻訳:ボランティア 大久保 麻里子さん)