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デンマーク:増え続けるオーガニック消費

GfK(ドイツの市場調査会社)の直近の調査結果によると、デンマーク人の45%がオーガニック製品を毎週購入し、70%が少なくとも月に1回は購入していることが明らかになった。
オーガニックデンマークのマーケティングマネージャーHenrik Hindborg氏は「デンマーク人は、彼らが求めるクリーンで健康的な食にマッチするものとして、オーガニック食品の購入に対してますます興味を持つようになってきた」と語った。


2010年、デンマーク人はオーガニック製品を67億デンマーククローネ(およそ9億ユーロ=約1077億5千万円)購入した。つまり、1人当たり1200デンマーククローネ(およそ160ユーロ=約1万9千円)で、これは2006年比2倍に相当する。
このことは、デンマークが再び世界でも最もオーガニック製品を消費している国になったということになる。
デンマークの消費者はますます健康志向になり、多くのデンマーク人がさらに身体に良い消費を増やそうとしている、とFDB(デンマークの最大消費者団体)の最新調査は明らかにした。
オーガニック製品への高い需要の背景にはいろいろな理由がある、とFDBのThomas Rolnad氏は言う。まずは、消費者が有害物質への関心を高め、家族に対してもっとオーガニック製品を買うようになっている。また、彼らが買い物をする際に、環境や気象に関する問題もますます重要になってくる。さらに大きな要因としては、オーガニック製品の供給自体が増えていることも挙げられる。
オーガニック小麦粉、ミューズリー(朝食用シリアル)、パスタは、果物と野菜と同様に高い需要がある。ワインやチーズ、デザート等の製品の需要も確実に伸びている。
また、FDBの調査では、意識の高い消費者の間で要求が高まっているように、数多ある食品(フードジャングル)の中で消費者を正しく導く必要性も高まっていると指摘する。
オーガニックラベルは、そんな消費者を助け、時間を節約する安全な手掛かりと考えられる。特に忙しい家族では、このラベルは、オーガニック基準というものは包括的で、念入りに考え抜かれたものとして高く評価している。
参照URL:Organic Denmark(デンマーク語)
Organic-Market.infoより
(翻訳:ボランティア 殿村 江美さん)

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