スペイン：学食へのオーガニック食品導入キャンペーン

環境健康保護基金（The Fund for Defending Environmental Health、略称FODESAM）が、スペイン国内の学校の食堂におけるオーガニック食品導入支援の署名活動を開始し、早急な対応を議会に投げかけるため、できるだけ多くの人々の協力を求めているとEcoticiasは報じている。

「私達は、可及的速やかに、公立・私立を問わず、国内の全ての幼稚園と学校でオーガニック食品導入が可能になるようスペイン政府と地方自治体の該当機関がそのために必要な措置をとるよう要請している。その中には、全国の幼稚園と小学校におけるオーガニック食品の使用を義務付けるルールの確立と普及、そしてそれが確実に実施されるためのシステム作りが必須になるだろう。」とFODESAMは話している。
子供へのオーガニック食品の導入の声は、多くの子供達の食生活への健康な食材導入が可能になったアンダルシア州の例のように、次第にスペイン国内で広まっている。この地域では、州政府は各省を通じ、様々な施設、何よりもまず自宅キッチンの食材や出前の食品について、一連の規定を通して実践の拡大を進めている。また、これはカナリア諸島のオーガニック食品推進活動の促進を後押ししている。さらに、異なる公的支援・民間支援によるカタルーニャ州のような取り組みの事例もあげられている。
情報元：Ecoticias
Organic-Market.infoより
（翻訳：ボランティア　福永美奈子さん）