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スペイン:国内消費を増加させるために必要な取り組み

スペイン人の64%が、少なくとも一度はオーガニック製品を購入したことがあると主張している。その主要な理由は、オーガニック製品は(一般製品に比べ)より健康的で、より美味しく、より品質が高いからだ。一度もオーガニック製品を消費したことがない人々のその理由は、価格が高く、品物を見付けるのが難しいからである。


このデータは、「オーガニック食品に関する観測 (Observatory on Organic Food Consumption)」にて収集された。そして、スペイン環境・農村・海洋省(MARM)、産業食料市場部門事務長、イサベル・ボンバル氏が、2010年11月、オーガニック製品と責任ある消費行動について開催された展示会、「BioCultura(オーガニック農業)」期間中に公表した。ボンバル氏はまた、スペインはオーガニック農地面積160万ヘクタール以上、オーガニック農場数27,600軒以上で、EUにおいてトップであることを強調した。
しかし、エコティシアス(Ecoticias)レポートによると、スペインの消費者は同じような経済発展レベルにある他のヨーロッパの国の住人と同じような割合でオーガニック食品を買わない。それゆえ、ボンバル氏は全ての地域で、オーガニック食品を公的な場に持ち出すことを支援する取り組みを実施することが必要であると考える。
「オーガニック生産に関する情報を構築すること、そしてと食品販売のすべてのルートと形において、消費者がオーガニック食品に触れる機会を促進することの両方が重要です。」「オーガニック食品に関する観測」は、オーガニック食品の消費量は全ての年齢層において非常に一貫しているが、65歳以上では減少している。さらに回答者の57.9%が日常の買い物の中でオーガニック製品は見られるが、製品の幅が限定されているように思うと答えた。スーパーマーケットは、これらのアイテムを購入するための販路として好まれている。オーガニック製品とロゴやシールを関連付けている消費者は非常に少なく、12.7%であった。そのような消費者は、「グリーンラベル」と関連付けている。
参照URL:Ecoticias
Organi-Market.infoより
(翻訳:ボランティア 齊藤 聖子さん)

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