インド:ムンバイでオーガニックの利用高まる
ムンバイの市民はオーガニック志向を高めており、街中でオーガニック製品を売るお店の数は増えている。
たとえば、Naturally Yoursは、ムンバイ中央チェンバーにあるオーガニックアウトレットショップで、市内中にオーガニックフルーツや野菜の無料宅配を行っている、とNewsy Stocksは伝える。この会社は、Satvika Bio-foodsというベンチャー企業で、自然製品やオーガニック製品とサービスの促進を信条とする。
ムンバイ初の、毎週開催されるオーガニックファーマーズマーケットは2010年3月に開始された。これは、自然食品を販促し、農家が直接彼らの顧客に販売することを助けるものだ。マーケットは、台風シーズン開けの10月3日に再開され、基本的に毎週日曜日に行われる予定。
エコ栄養士でマーケット開始者のKavita Mukhi氏は、顧客への直接販売は生産者により良い価格をもたらすと信じる。だが、彼女によれば、反応は良好だが、まだまだ発展途上だということだ。インドにおいては、特に、衛生管理基準が高いことや輸送費が高いこと、また、多くの書類作業が必要となるために、一般の生産者たちが生産物に対してオーガニック認証を得るのは簡単なことではないという点を付け加えた。
ムンバイに本拠地を置くConscious Food というオーガニックの会社は、自然食品やオーガニック食品を小さなオーガニック農家と国内中の農業コミュニティーから仕入れている。
インド西側の郊外LokhandwalaにあるGodrej Naturebasketのスーパーバイザーである. Niranjan Deshpande氏は、人々は彼らのお店に、特に玄米、未精製砂糖、ゴマ油、玄米ポア、Conscious Foodの全粒粉、亜麻仁などの食材を買いにやってくる と語った。
2006年12月インドの西郊外地区にオープンしたオーガニックショップNavdanyaのディレクターであるReetha Balsavar氏は、顧客はここ数年にわたり確実に増えており、4つの異なる属性があることに気づいた。一つは若い母親たち、2つめは海外でオーガニックライフスタイルを送ってきて、帰国後もそれを続けたいと考える人たち。そして3つ目は、深刻な病気あるいは家族に深刻な病気の影響を受けた人がいる人たち。そして最後はエココンシャスな人たちとのこと。
ムンバイのフェニックスミルズにあるオーガニックストアEco Cornerのパートナーである
Urvashi Mody氏によれば、個々人がエコフレンドリーなライフスタイルの価値を理解していくのは時間がかかるが、既に認知は大幅に拡大してきた、ということだ。
Organic-Market.infoより
(翻訳:ボランティア 殿村江美 さん)